こんにちは、企画本部の小林です。
綜合企画では、毎朝、始業前に朝礼を行います。
週当番の進行で「スローガンの唱和」「職場の教養の朗読」「職長からの連絡事項」といった内容です。
今日、お話しするのは、「職場の教養」です。
倫理研究所が発行している冊子で、身の回りの出来事をモチーフに1日1ページの構成で「今日の心がけ」が書かれています。毎日、身にしみて気づきや発見があります。
多くの職場で取り入れていらっしゃいますので皆さんの職場でも活用されているのではないでしょうか。
今日、8月18日(木)のテーマは、「車内アナウンスの力」でした。
内容は、
春日大社の権宮司を務めた岡本彰夫さんは、「口癖が人生を変える」として、
言葉について、次のように述べています。
「すべての言葉には魂が宿っています。それを『言霊』といいます。
言葉が大切であるのは、言葉自体に素晴らしい力が秘められているからなのです」
言葉は魂を宿しており、その使い方次第では、人の心に痛みを与えることも、
温もりや喜びを与えることもできるのです。
ある朝、家を出るのが遅れたA子さんは、走って駅まで向かいました。
その日は朝からとても暑く、イライラしながら、電車を待ちました。
ようやくやって来た電車に乗ると、こんな車内アナウンスが流れてきたのです。
「皆様、おはようございます。蒸し暑い中、大変お待たせいたしました。
この電車は○○行きです。発車まで今しばらくお待ちください」
アナウンスを聞いたA子さんは、朝から家事と育児に追われ、
焦っていた感情が、スーッと和らいでいくのを感じました。
言葉の力を実感したA子さんです。
今日の心がけ◆心を和らげる言葉を使いましょう
というものでした。
表現力やコミュニケーション力が重用視されていますが、強いだけでなく相手を思いやる言葉づかいが大切なんですね。私も何気なく使った言葉が相手を傷つけることがよくあります。気を付けねばです。