かなり久しぶりの福岡事業部の福田です。
式典時にテープカットやくす玉開きなどがありますが、なかなか自分自身で体験する人は少ないと思います。
過去に一度だけ自分自身がテープカッターとなりましたが、恥ずかしいモノです。
どちらかと言うと、レクチャーをして進行した方が楽なのは、やはり業務上の性かもしれません。
さて、本日は、「2か国で同時に実施した珍しいテープカット」を紹介します。
ICTを活用した国際交流推進のテレビ会議システムをNTT西日本様が無償提供をされることになり、10月5日に熊本県大津町と台湾・高雄市(カオシュン・Kaohsiung)の小学校を繋いだオープニングセレモニーが実施されました。
今回のミッションは、「2元中継で同ポジ画面に投影。台湾と熊本で1本のテープをカットしているようにしたい」と言うこと。
相談を受けた時点で「台湾のテープカットは物凄く華やかで、日本側が対応できない」と判断し、ポールとハサミ以外は熊本から台湾へ空輸するという事から始めました。
しかし、台湾では質素な日本式の要領がわからないので、写真やメール、電話で日本式に合わせてテストをしてもらって、ようやく当日を迎えました。
高雄の方では、突然くまモンがカメラを占拠してしまいましたが、実際の式典時には高雄では1枚のスクリーンに全員が並んだ状態が投影されていた事になります。
実際には、時差やタイムラグなどもあり、テクリハ2回、そして本番でようやくテープカットをカットできたのです。
たかがテープカット、されどテープカットです。
呼び方は同じでも、ところ変わればそのスタイルが大きく変わります。
モノやイメージ、価値観が国により日本式、韓国式、台湾式となりますので、いつものやり方は通用しません。キチンとした事前準備が大切です。
※テープカットなど詳しく学びたい人は、私までお問い合わせ下さい~。