熊本市民のシンボルである熊本城天守閣が、完全にシートに覆われて約2年。
それを見るに付けさびしい思いをしておりました。
このたび、隠されていた最上部の覆いが取れ、新調された鯱の載った大天守の屋根が姿を現したときには少々ホッといたしました。
そもそも「鯱」は頭が虎で胴体が魚。尾ひれは常に空を向いた想像上の動物で、その昔城郭の屋根に守り神としてよく取り付けられていたものだそうです。
この大天守の新調された鯱は一つが高さ119センチ、重さ100キロもあるそうです。ここからだと小さく見えますが意外と大きいのですね。
やはり鯱が載った天守閣には貫禄があります。
日々少しずつ変化していく姿を見るのは楽しみの一つでもあります。
一日も早く覆いが取れて全容を現してほしいものですが、工事関係者の方々のご苦労に感謝しつつ、完成を待ちましょう。
今回の発信は会長の西山でした。