仰げば尊し、わが師の恩。教えの庭にも、はや幾年……。
１０日程前に卒業式が行われたのもつかの間、学生生活に別れを告げ、晴れて昨日、我が社に新入社員二人が入社した。
やはりこの空気はいいものである。若いエネルギーをもらうだけではなく、我々先輩社員にとっていい刺激になる。
それと同時にこの二人を育てていかなければという使命感さえ湧いてくる。
ところで、昨日、平成に代る新元号の発表があり「令和」に決まった。
５月１日から新しい元号になる。いうなれば今回が平成最後の入社式になった訳だ。
平成には「平和が達成される」という意味が込められていたが、新しい元号には「厳しい寒さの後に見事に咲き誇る梅の花のように、一人ひとりの日本人が明日への希望とともに、大きく花を咲かせることができる。そうした日本でありたい」という願いが込められているそうだ。
新人の二人には向上心をもって何事にもチャレンジし、大きな花を咲かせてもらいたい。そして新時代の「令和」を背負って立つ人材に育ってほしいと願うばかりである。