通勤途中でのこと

今回担当の総務本部の吉元です。

私は、晴れた日には坪井川遊水地公園を通って会社に来ています。国道の喧騒から離れての朝の通勤はさわやかで、心地よいものです。

この遊水地公園は知る人ぞ知るちょっとした自然の宝庫です。(少し大げさですかね)いたち、たぬき、白鷺、亀などいろんな動物がいます。

その中でも珍しいところでは、なんと野生の雉がここに生息しているのです。そう、国鳥でもあるあの「キジ」です。その存在を知ったのは5年ぐらい前になりますが、最初に見たときには目を疑いました。「えっ、今飛んでいったのはもしかして雉?」「こんなところに雉がいるなんて」と。

それからというもの、鳴き声はすれども姿は見えずのことが多くて、たまに遠目に見かけるぐらいでしたが、この日は違いました。

今年4月下旬のある日、なんと道端に出てきているところに遭遇。近づいても飛び立とうとしません。すかさず携帯を取り出して「パシャリ」。無事カメラに収めることが出来ました。「いい子だから逃げないでおくれ」そうして2枚目を「パシャリ」。そのとき撮った写真が下の2枚です。

KIMG0388 雉の写真11

ところで、雉の鳴き声はなんと表記するのでしょうか?

ちょうどニワトリが風邪をひいた様な濁りのある独特のあの鳴き声は、なんとも表現のしようがありません。そこで調べてみるとおおかた「ケーン」と書いてあります。どうもしっくりきませんが、ほとんどにおいてそう書いてあるので、しかたなく納得することにしました。

「ケーン」「ケーン」あっ、今日も向こうの茂みのほうから雉の鳴き声がする。これからもこのような自然環境の遊水地公園を見守っていきたいと思っています。