営業本部の川口で~す。
先日夕方、近所を散歩していてふと「懐かしい香り」がするのに気づきました。
小・中・高校生の時、通学は徒歩か自転車で、部活が終わると田舎道をくたくたで帰路につく毎日を送っていました。そのとき毎日嗅いでいた香りなんですね~。
何と表現したらいいか・・・、どこか青臭い植物の匂いと何の虫かわからない虫の鳴き声。
これがシンクロすると私の五感が少年時代の「夏」を思い出させるのです。
この感覚は四季を通して感じられるもので「夏の香り」「秋の香り」・・・などなど「季節の香り」というものがあるようです。
最近は便利な車ばかり利用して外気の香りに鈍感になっていることに改めて気づきます。
田舎者の私は毎日街中で仕事をしていると精神的にやられそうになります。
俗にゆう「都会の喧騒から離れたい」衝動にかられるのです。
そんな時はこの香りを求めて阿蘇や九重など大自然の中に身をおきにキャンプに出掛けるのです。
森の木々が発するフィトンチッドで森林浴、マイナスイオンいっぱいの滝や小川でビールを喉から流し込むと「あ~っ、サイコー!生きててよかったああああ」となります。
バイクで行けばキャンプ場に向かう道中からその香りが楽しめます。
置炭の網の上で、美味い和牛を数枚と生揚げを炙り、ゆず胡椒でいただき、日本酒を少々。
夜は、星空眺めてたき火の番をしながらウトウト・・・。とっても幸せ。
海育ちの私が山をこんなに好きになったのはこの懐かしい香り=「フィトンチッド」の影響だと思います。木が発するこの物質には自律神経の安定と肝機能の改善、快適な睡眠をもたらす効果がある一方、木をむしばむ昆虫や獣にとってはそこから離れたくなるような嫌な臭いだそうです。
皆さんもたまには車を降りて山道を歩いてみませんか?
きっと幼いころ感じた「懐かしい香り」を感じられると思いますよ。